2017年8月31日木曜日

金平糖袋の作り方(縫い方編)2袋布1列9枚を繋いでいく

金平糖袋の作り方(準備編)
金平糖袋の作り方(縫い方編)1袋布90枚を繋ぐ

1列9枚の布を縫い繋げられたら


今度は10列を縫い繋げていきます。

この時に、アイロンやおコテで縫い代を割った方が
縫いやすいと思われる場合は、そうしてください。

私はふっくらした感じが好きなので
ノー・アイロンで縫い進めます。(*´▽`*)



まず、一番上の長方形同士の上の角を合わせて待ち針を打てたら
次は2cmの印で合わせて待ち針を打ちます。
上の写真のように直角になるように布を置くと
わかりやすいかと思います。


↑ 次は、手前の布は長方形の下の角で、
向こう側の布は
長方形の下の正方形の布の4cmと合わせて
待ち針を打ちます。


↑ 裏から見ると上の角と2cm下の所に待ち針が見えます。


↑ 引っ繰り返しますと、
裏側の布の、長方形の下部分(4cm)と
その下の正方形を縫い合わせた部分は除けて、
待ち針を打ってあるのが解ると思います。

待ち針を打った所を返し縫いしていきますが
長方形の一番上の角部分は口布を付ける部分なので、
印の外側の端っこから縫い始めます♪

返し縫いは糸をキュッと引き気味に縫うと
糸目が表に出にくいです。(*´▽`*)



次は「留め」なのですが、
ここが皆さん、一番引っ掛かってしまうそうなので
じっくりと次回に♪


金平糖袋の作り方(準備編)
金平糖袋の作り方(縫い方編)1袋布90枚を繋ぐ
金平糖袋の作り方(縫い方編)2袋布1列9枚を繋いでいく




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2017年8月29日火曜日

金平糖袋の作り方(縫い方編)1袋布90枚を繋ぐ


金平糖袋の作り方(準備編)

今回から「縫い方編」です♪
まずは袋布部分を繋いでいきます。

自由に繋いでいただいて無問題(モウマンタイ)なのですが、
今回はあくまでも基本編ということで
参考にしていただければと思います。(*´▽`*)


↑ 写真を参考に一番上の段には長方形のピースで
着物生地A・Bを交互に置きます。

その下に正方形のピースを置きますが
ヨコ(列)は同じ着物生地を。
タテ(段)は着物生地A・Bを交互に置いていきます。
長方形のピースも合わせて、1列9枚で一組になります。

着物生地に柄が入っている場合は
この時点で柄合わせも兼ねて置きます。

今回は紬(着物生地B)の柄を縦に置いたり
横に置いたりして動きを出しました。(*´▽`*)

柄合わせが出来たら90枚のピーズを縫い繋げていきます♪

まず、長方形のピースとその下にあるピースの
印の角と角を合わせて待ち針を打ちます。


↑ こんな感じです。

裏返してみると、こんな感じです。 ↓


必ず、4cmの印と合わせて待ち針を打ちます。

玉止めをして縫い始めますが、丈夫に仕立てる為に
印よりも一針内側から針を入れて返し縫いを始めます。


いろんな縫い方があると思いますが
じゅごんろ~どでは印から印までを縫います。(*´▽`*)


長方形とその下の正方形のピースが返し縫いで繋げたら、
またその下のピースを縫い繋げていきます。

1列9枚が縫い繋げられたら
新たに次の9枚を縫い繋げます。
ひたすらに縫い繋ぎます。


あしたのジョーの気持ちになって
「打つべし!」の代わりに
「縫うべし!」(≧▽≦)って感じで。

明日の為に、縫うべし。縫うべし。縫うべし!ヾ(@°▽°@)ノ

ちょっと暑苦しいでしょうか?(///∇//)

金平糖袋の作り方(準備編)
金平糖袋の作り方(縫い方編)1袋布90枚を繋ぐ
金平糖袋の作り方(縫い方編)2袋布1列9枚を繋いでいく



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下賀茂茶寮さんのお弁当と仙太郎さんのご存じ最中


まだまだ昼間は暑い京都ですが
やっと寝る前にはエアコンが切れるようになりました♪
「処暑」に偽り無し?ですね。(∩´∀`)∩
昔の人ってすごい~♪

ってことで先日は下賀茂茶寮さんのお弁当が
お昼ご飯でした。(≧▽≦)



創業安政三年。西暦ですと1856年。
161年前の創業ですね。
幕末年表によりますと孝明天皇と徳川家定(13代)の時代で
二宮尊徳さんが亡くなられたり
お江戸の築地に「講武所」という武芸訓練場が出来た年。

外国船の来航や列強国の近代的軍備に脅威を感じた幕府の
軍制改革によって作られたそうです。

うーーーん。幕末ってほんまに今の時代と似てますね。
何十年か経った後に、今この時代が、
なんて呼ばれるのかなー?なんて妄想してしまいます。

でもお腹が空いていたので妄想を中断して食べました。(笑)




炊き込みご飯にずいきの梅酢和え。
青唐とおじゃこの炊いたん。ひろうす。いんげん。
生麩、シイタケ、高野豆腐。


にしんの昆布巻きのお昆布が暴れたはりますが💦
大豆のお煮しめ、海老、合鴨の燻製


赤魚の柚庵焼き、カニ風味の酢の物。


出汁巻き玉子の向こう側にいる海老と目が合って
目が合って。。。

可愛いけど美味しくいただきました♪(≧▽≦)

まだまだ暑い京都なので夏っぽいおかずが多くて
とても美味しかったです。(*´▽`*)

少しずつ色々なものが食べられるからかなー?
いつも、ものすごく満足感があります。



デザートは仙太郎さんのご存じ最中♪


昔に比べれば小さくなったように思いますが
味は全く変わりません♪
まぁ、昔の最中が大き過ぎたのです。(笑)



どちらも大丸京都店さんで販売されています。





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↓ 食べ物屋さんじゃないですけど。。。(///∇//)


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2017年8月25日金曜日

金平糖袋の作り方(準備編)7印付けと裁断(後編)


処暑って何?って感じだった京都です。(;´∀`)
皆さんのとこも暑かったかな?

残暑あつあつですが体調を崩されませんよう、
どうぞご自愛くださいませ。(*´▽`*)



という事で印付けと裁断の続きです♪
27cm×8cmの接着芯(不織布)を2枚
それぞれの着物生地にアイロン接着したら印付けです。

↓ 1枚がこの形状になるように印付けをします。




端から5mm・4cm・5mm・5mm・4cm・5mm・5mm。。。
と縦線を引く時は同じ要領なのですが
横線は上から5mm・2cm・4cm・5mmで印付けします。

2枚それぞれの着物生地に5列の印付けが出来たら
これも縫い代である5mmと5mmの間の中心線を裁ちます。
合計10枚の長方形が裁てたら完了です。

次に裏布分の接着芯(不織布)18cm×41cmを1枚、
お好きな方の着物生地にアイロン接着をして
印付けです。


今回は赤い方を裏布にします♪
出来上がり線は16cm×39cmで
上下左右共に1cmくらいの縫い代を付けます。

縫う時の目安として
横線の中心(39÷2=19.5cm)と
更にその半分のところに(19.5÷2=9.75cm)
それぞれ印付けをしておきます。
印付けが出来たら縫い代線で布を裁ちます。

最後の接着芯は織りタイプの22cm×9cmを
2枚それぞれの着物生地にアイロン接着して
印付けです。

横線を端から1cmの所に引いて
そこから7cmの所にも横線を引きます。
そこから更に縫い代分の1cmの所に横線を引いたら

次は縦線を端から2cmの所に引いて
そこから18cmの所にも縦線を引きます。
そこから更に2cmの縫い代分の線を引きます。

口布も横線の中心(18cm÷2=9cm)に印付けをします。

そして縦線の本縫い線の所にも中心に印を付けます。
(7cm÷2=3.5cm)
横線の本縫い線から1.5cmの所にも
上下左右4ヶ所に印付けしたら
縫い代線で布を裁って完了です。

最後に、接着芯は付けませんが


↑ この紐先の飾り布用に
それぞれの着物生地から10cm角の正方形を
1枚ずつ裁っておきます。

以上で裁断までが完了です♪(∩´∀`)∩
ひゃっほ~~~い♪

次は縫い方になります。(*´▽`*)

金平糖袋の作り方(縫い方編)1袋布90枚を繋ぐ
金平糖袋の作り方(縫い方編)2袋布1列9枚を繋いでいく







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2017年8月24日木曜日

金平糖袋の作り方(準備編)6印付けと裁断(前編)


二十四節気では昨日から「処暑」ですが
猛烈に暑かった京都です。(≧▽≦)

これから段々と涼しくなっていく。。。予定。。。
という事なので期待しましょう。(笑)



金平糖袋の作り方(準備編)3裏打ち布


金平糖袋の作り方(準備編)4接着芯の裁断と用量の計算の仕方(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)5接着芯の裁断と用量の計算の仕方(後編)


まずは袋布部分の正方形の布を40枚作る為に
33cm×38cmの接着芯(不織布)を貼ります。


裁断した接着芯をアイロンで貼っていきます。
低めの温度で時間は長めにアイロンを当てた方が
縮みが少なくて、しっかり接着できるように思います。

焦げたり溶けたりしないように
こまめにチェックしながらアイロンを当てて
貼り終えたら生地の熱を冷まします。

冷めたら、端から5ミリの所に定規を当てて印付けです。


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芯の上から印付けするので、
お道具はチャコペンでも何でも大丈夫です♪

私は子供の頃に買い集めた鉛筆が
大量に残っているので(///∇//)
鉛筆で印付けする事が多いです。

一説には鉛筆に鉛(なまり)が入っていて
毒性があると言われる事もあるようですが
三菱鉛筆さんのホームページにも書かれている通り
「黒鉛」という炭素から成る鉱物と粘土で作られているので
大丈夫です♪(*´▽`*)

生物細胞に対する毒性はありません。
黒鉛の特性 ←(富士黒鉛工業さんのサイトです)


印付けに戻ります♪
端から5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ
という順番で線を引きます。
5ミリは縫い代で、4センチが本縫い線ですね。



見えにくいと思いますが鉛筆だと
こんな感じになります。 ↓


6列分の印付けが出来たら今度は7段分の印付けも
同じ様に5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ
と線を引きます。


格子状に6列7段の印付けが出来れば完了です♪


もう1枚の33cm×38cmの接着芯(不織布)も
同じ様にアイロン接着をして印付けをします。

2枚とも印付けが完了したら生地を裁ちます。
5ミリと5ミリの間の中心線を切って
↓ 1枚がこの形と大きさになるように切ります。


2枚分は余るので、また他の作品に使えます。



40枚ずつ裁てた状態です♪

もう少し続きます。(*´▽`*)








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青い金魚の巾着

古いハンカチをリメイクする前に②


8月も下旬ですが今日も暑かった京都です。(*´▽`*)

関東とは真逆で、あんまり雨も降らへんから
熱帯夜続きで夜も気温が下がらないので
家でも設定温度29.5度で
1日中エアコンのお世話になっております。m(_ _ )m
エアコンって有難いですね♡

さて。昨日の続きで大量のハンカチを整理して
ハンカチ・カーテンを作る前に
記録として残しておこうって事で。



これもリネンにアップリケと刺繍が施されたハンカチです♪
シックな色合いで、
夏の終わりの今時分に使うのに、ちょうどいい感じなので
一度使ってからカーテンにしようかな?( *´艸`)


薄い薄い布でアップリケされています。

裏はこんなんなってます。 ↓



刺繍糸を留めつけていくコーチングステッチかなと思います。
「コーチングステッチ 縫い方」で検索しますと
戸塚刺しゅう研究所さんのサイトを見つけたので
技法の名前にリンクさせていただいています。(*´▽`*)


アップリケの縫い目が細かいのなんのって。(笑)



これもリネンにハーダンガー刺繍


 ↓ 私もこの本を持っているのですが
まだチャレンジできていません。(///∇//)


「白い布に白い刺繍」って普遍的な美しさですよね♪


これは綿のガーゼに編み付けられています。
一時期すごく流行った記憶があります。
うちの母も何枚か作ってくれました♪





これもアップリケと刺繍。
ハンカチ1枚に沢山の技法が詰まっています♪


裏側を見ると、その手仕事の細かさに更に感動します。(´;ω;`)

タオルハンカチは水分をいっぱい吸ってくれて
アイロン掛けも不要で、とても便利なのですが
私たちも昔は、こんなに薄くて小さな手仕事アートを
日常に持ち歩いていたのだなぁと思うと

「便利」と「エレガント」は反義語かも?(*_*)






ジバンシーのハンカチの柄は
芋虫っぽくてお気に入り♪(∩´∀`)∩






水彩画みたいな「カラー」という植物の柄も
今見ても良いなぁと思いますね♪


 ↓ 懐かしのジャン・ポール・ゴルチェ。(≧▽≦)
歌手のマドンナの「コーン・ブラ(円錐形のブラ)」が
特に有名だと思いますが、
大好きなデザイナーさんの一人で、
20年とかくらい前に買った
ゴルチェのTシャツを今も愛用しているくらいです。(///∇//)


私は何故か?誰もが認めるハイ・ブランドにあまり興味が無くて
ちょっと活きが良くて、
反骨精神のあるデザイナーさん達が大好きでした♪


ウンガロとかも懐かしいですね。




ランセッティのこの蝶々の柄も今見ても素敵ですね。(∩´∀`)∩





ピエールカルダンも懐かしい。(≧▽≦)

お洗濯したらアイロンがけして縫いたいと思います♪
楽しみ~~~~~(∩´∀`)∩