ラベル 金平糖袋の作り方(準備編) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 金平糖袋の作り方(準備編) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年8月25日金曜日

金平糖袋の作り方(準備編)7印付けと裁断(後編)


処暑って何?って感じだった京都です。(;´∀`)
皆さんのとこも暑かったかな?

残暑あつあつですが体調を崩されませんよう、
どうぞご自愛くださいませ。(*´▽`*)



という事で印付けと裁断の続きです♪
27cm×8cmの接着芯(不織布)を2枚
それぞれの着物生地にアイロン接着したら印付けです。

↓ 1枚がこの形状になるように印付けをします。




端から5mm・4cm・5mm・5mm・4cm・5mm・5mm。。。
と縦線を引く時は同じ要領なのですが
横線は上から5mm・2cm・4cm・5mmで印付けします。

2枚それぞれの着物生地に5列の印付けが出来たら
これも縫い代である5mmと5mmの間の中心線を裁ちます。
合計10枚の長方形が裁てたら完了です。

次に裏布分の接着芯(不織布)18cm×41cmを1枚、
お好きな方の着物生地にアイロン接着をして
印付けです。


今回は赤い方を裏布にします♪
出来上がり線は16cm×39cmで
上下左右共に1cmくらいの縫い代を付けます。

縫う時の目安として
横線の中心(39÷2=19.5cm)と
更にその半分のところに(19.5÷2=9.75cm)
それぞれ印付けをしておきます。
印付けが出来たら縫い代線で布を裁ちます。

最後の接着芯は織りタイプの22cm×9cmを
2枚それぞれの着物生地にアイロン接着して
印付けです。

横線を端から1cmの所に引いて
そこから7cmの所にも横線を引きます。
そこから更に縫い代分の1cmの所に横線を引いたら

次は縦線を端から2cmの所に引いて
そこから18cmの所にも縦線を引きます。
そこから更に2cmの縫い代分の線を引きます。

口布も横線の中心(18cm÷2=9cm)に印付けをします。

そして縦線の本縫い線の所にも中心に印を付けます。
(7cm÷2=3.5cm)
横線の本縫い線から1.5cmの所にも
上下左右4ヶ所に印付けしたら
縫い代線で布を裁って完了です。

最後に、接着芯は付けませんが


↑ この紐先の飾り布用に
それぞれの着物生地から10cm角の正方形を
1枚ずつ裁っておきます。

以上で裁断までが完了です♪(∩´∀`)∩
ひゃっほ~~~い♪

次は縫い方になります。(*´▽`*)

金平糖袋の作り方(縫い方編)1袋布90枚を繋ぐ
金平糖袋の作り方(縫い方編)2袋布1列9枚を繋いでいく







∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


じゅごんろ~どネットショップ

じゅごんろ~どホームページ

じゅごんろ~ど作品紹介(オーダー見本)



こんぺいとうミニクッション

2017年8月24日木曜日

金平糖袋の作り方(準備編)6印付けと裁断(前編)


二十四節気では昨日から「処暑」ですが
猛烈に暑かった京都です。(≧▽≦)

これから段々と涼しくなっていく。。。予定。。。
という事なので期待しましょう。(笑)



金平糖袋の作り方(準備編)3裏打ち布


金平糖袋の作り方(準備編)4接着芯の裁断と用量の計算の仕方(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)5接着芯の裁断と用量の計算の仕方(後編)


まずは袋布部分の正方形の布を40枚作る為に
33cm×38cmの接着芯(不織布)を貼ります。


裁断した接着芯をアイロンで貼っていきます。
低めの温度で時間は長めにアイロンを当てた方が
縮みが少なくて、しっかり接着できるように思います。

焦げたり溶けたりしないように
こまめにチェックしながらアイロンを当てて
貼り終えたら生地の熱を冷まします。

冷めたら、端から5ミリの所に定規を当てて印付けです。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
チャコペンシル【ヤマト・メール便での発送OK】
価格:108円(税込、送料別) (2017/8/24時点)

芯の上から印付けするので、
お道具はチャコペンでも何でも大丈夫です♪

私は子供の頃に買い集めた鉛筆が
大量に残っているので(///∇//)
鉛筆で印付けする事が多いです。

一説には鉛筆に鉛(なまり)が入っていて
毒性があると言われる事もあるようですが
三菱鉛筆さんのホームページにも書かれている通り
「黒鉛」という炭素から成る鉱物と粘土で作られているので
大丈夫です♪(*´▽`*)

生物細胞に対する毒性はありません。
黒鉛の特性 ←(富士黒鉛工業さんのサイトです)


印付けに戻ります♪
端から5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ
という順番で線を引きます。
5ミリは縫い代で、4センチが本縫い線ですね。



見えにくいと思いますが鉛筆だと
こんな感じになります。 ↓


6列分の印付けが出来たら今度は7段分の印付けも
同じ様に5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ・4センチ・5ミリ・5ミリ
と線を引きます。


格子状に6列7段の印付けが出来れば完了です♪


もう1枚の33cm×38cmの接着芯(不織布)も
同じ様にアイロン接着をして印付けをします。

2枚とも印付けが完了したら生地を裁ちます。
5ミリと5ミリの間の中心線を切って
↓ 1枚がこの形と大きさになるように切ります。


2枚分は余るので、また他の作品に使えます。



40枚ずつ裁てた状態です♪

もう少し続きます。(*´▽`*)








∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


じゅごんろ~どネットショップ

じゅごんろ~どホームページ

じゅごんろ~ど作品紹介(オーダー見本)

青い金魚の巾着

2017年8月19日土曜日

金平糖袋の作り方(準備編)5接着芯の裁断と用量の計算の仕方(後編)






次は袋部分の裏布の接着芯(不織布)です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
不織布接着芯(薄)[f12012]
価格:25円(税込、送料別) (2017/8/19時点)


ヨコは表布の出来上がり寸法よりも
1cm小さく、39cmの出来上がり線にします。
表布の縫い目に負荷が掛かりにくい事と、
裏布は内側に入るので表布よりも小さくしないと
出来上がった時に裏布が余ってしまうからです。

タテも裏布が余らないように
表布の出来上がり寸法よりも
1マス分プラス1~2cm、少なくします。
22cm-(1マス4cm+2cm)=16cmです。

タテヨコ共に1cmの縫い代を付けて

41cm×18cmの接着芯(不織布)を
1枚裁ちます。

そして最後の裏打ち布は口布部分の
「織りタイプの接着芯」です。




口布の接着芯もヨコの出来上がりは表布より2cm小さく計算します。
これも表布の縫い目に負荷を掛けない為です。
20cm-2cm=18cmに縫い代を2cmずつプラスします。
18cm+(2cm+2cm)=22cm。

タテは、通す紐の太さにもよるのですが今回は7cmで。
縫い代は1cmずつプラスします。
7cm+(1cm+1cm)=9cm。

22cm×9cmの接着芯(織りタイプ)を
2枚裁断します。

裏打ち布(接着芯)の用量計算の仕方と
裁断は以上です。(*´▽`*)

次はこの芯をアイロンで貼って印付けです♪

金平糖袋の作り方(準備編)6印付けと裁断(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)7印付けと裁断(後編)

金平糖袋の作り方(縫い方編)





マリアビートルの巾着・赤(大)

2017年8月18日金曜日

金平糖袋の作り方(準備編)4接着芯の裁断と用量の計算の仕方(前編)






金平糖袋 はちみつ

今回作る金平糖袋の大きさや形状は、
はちみつタイプになります。(*´▽`*)
生地はこちらですが。


口布幅が約18cm
袋部分のヨコが最大約20cm
深さが約15cmのものになります。

五角形に切った布を使う作り方もありますが
じゅごんろ~どの金平糖袋は
全て正方形か長方形の四角から成り立っているので
まず1マスの大きさを決めます。

今回は1マス=4センチ×4センチです。


これくらいの大きさが作りたいな~と思うものから
逆算して決めます。

あ。今回もワイルドに手描きで、
フリーハンドでいきます。(///∇//)

CADでなくてもエクセルでも描けるといえば描けますが
あなろぐ に攻めてみたいと思います。(≧▽≦)


1マスの大きさが決まったら5ミリの縫い代をつけます。


縫い代付きの1マスの大きさは
5センチ×5センチになりました♪

この寸法を基本にして、
裁断する接着芯の大きさを求めます。

袋部分には5センチ×5センチの布が
80枚必要なのですが
2色で作るので1色分ですと40枚になります。

で、着物生地の幅は、古いものだと狭かったり、
最近のものですと現代人の腕の長さに合わせて
幅の広いものも多いのですが、
お手持ちの着物生地に合わせて
計算していただくことになります。

キズや汚れ等を避けて作りたい時にも
幅や長さに合わせて計算します。

だいたい着物巾は35cm前後のものが
多いのではないかと思います。


すごいゆがみ。。。(///∇//)

35cmを5センチで割ると、7列分取れる計算になりますが、
たくさん印付けの線を引くと
1本1ミリの差であっても、
6本の線を引くと合計6ミリの差が出ます。

実際には18本の印付けの線を引く為、
1本1ミリの差であっても
1.8センチも足りなくなってしまいます。

ので、「ギリギリ7列分取れる」とは考えずに
6列分を取ります。

そうすると40枚÷6列=6、666・・・になるので
繰り上げて7段分が必要になる事がわかります。


5センチ×6列=30cm
5センチ×7段=35cmとなりますが
たくさん印付けの線を引いた時の差や
アイロンでの接着時に縮む場合も考慮して
3cmプラスします。

33cm×38cmの接着芯(不織布)
を2枚裁ちます。




そして、 ↑ 口布部分のすぐ下の生地は
長方形を使っています。


実物や本に載っていたものは2マス分の長方形でしたが
じゅごんろ~どでは1マス+半マスで作っています。

縫い代分を足しますと
5センチ×7センチの長方形です。

これも1色分で5枚、2色分ですと10枚が必要になります。


同じ様に着物巾に合わせて考えますが
5列だけなので簡単ですね♪

この場合も5センチ×5列=25cmですが
15本の印付け線を引いた時の差と
アイロンでの接着時に縮む場合の事を考えて
2㎝プラスします。
タテは1段だけなので1㎝プラスにします。

27cm×8cmの接着芯(不織布)を
2枚裁ちます。

ちょっと長くなってきてしまったので(;´∀`)
後編で、口布や裏布の
接着芯の裁断と用量の計算の仕方を書きたいと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
不織布接着芯(薄)[f12012]
価格:25円(税込、送料別) (2017/8/19時点)



2017年8月16日水曜日

金平糖袋の作り方(準備編)3裏打ち布


金平糖袋の作り方(準備編)1着物生地の水通し

金平糖袋の作り方(準備編)2着物生地の選び方

布の縫い目が傷みにくいように裏打ち布を付けるのですが、
金平糖袋の実物を解いてみた時には晒が使われていました。
包丁一本~晒に巻いて~の「晒(さらし)」です。


真っ白な綿100%の布で、一重の着物の肩部分や
「居敷当て」といって、お尻の部分の縫い目や生地が
傷みにくいように当て布としてもよく使う布です。

何かと使えるので、ひと巻きあると便利です。
腰を痛めた時とか、腰にギュッと巻いたりしてました。(///∇//)

最近では手縫いで手が痛い時に
指にギュッと巻いていました♪


新モスと呼ばれる綿100%の布は
晒よりも柔らかめで目が細かく、カラーが豊富なので
最近では着物のお色に合わせて使われる方も
多いようです。
新モスも裏打ち布に向いていると思います。

本で見たものは接着芯が使用されていて、
初めて作られる方には接着芯の方が作りやすいかなーと
思います。

私自身も最初の頃は晒や新モスを使っていたのですが
印付けがしやすいので、今は接着芯を使う事が多いです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
不織布接着芯(薄)[f12012]
価格:25円(税込、送料別) (2017/8/16時点)

本体の表裏に使うのは不織布の薄手タイプで


最近変えたばかりなのですが
口布部分には薄手の織りタイプを使っています。


どうしても口布部分には負荷が掛かりやすく
ギュッと絞ってシワシワになった時に
不織布の接着芯の場合、経年劣化が早いのではないかなー?
と考えたからです。

今のところ、私自身が長年愛用している金平糖袋も
そういった傷み方はしていないのですが、
出来るだけ長く使えるようにと考えています。(*´▽`*)

いろいろな作り方があると思うのですが
私は先に裏打ちをしてから印付けして
着物生地を裁断するので、先に接着芯を裁断します。


2017年8月14日月曜日

金平糖袋の作り方(準備編)2着物生地の選び方

金平糖袋の作り方(準備編)1着物生地の水通し

元々の金平糖袋は、
実物も本で見たものも2色遣いだったのですが、
じゅごんろ~どの金平糖袋はアレンジして
作っています。(*´▽`*)

作り方を説明するとなると、
基本に近い形で作った方が解りやすいかなー?
と思って、今回は二色遣いにしようかと♪

反物を取り出しては並べて、
組み合わせを考えるのも楽しい時間です。(∩´∀`)∩


赤と黒とか、コントラストが強い方が
構造が解りやすいと思ったんですけど、
黒だと色が潰れて解りにくいかも?
ってことで紫の紬と組み合わせることにしました♪

なでしこ

やさしいお色の一色で作ると、こんな感じで

いづれアヤメかカキツバタ

「ぼかし」という色のグラデーションがある部分を使うと
一色でもこんな感じです。(*´▽`*)


黒の一色でも可愛いんですよ♪(自画自賛)

カラフルに3~8種類くらいの生地を組み合わせると





こんな感じになります♪


絞り」という技法を使った反物を使っても
仕上がりがふっくらして可愛いです。(*´▽`*)

私が主に、新古品の訪問着やお振袖を
材料として使う事が多いのは
着物としてお仕立てした場合に
「難(なん)」のあるものを使っているからです。

着物としてお仕立てした時に1枚の屏風絵のようになる
「絵羽(えば)」ものの訪問着やお振袖は
「柄合わせ」をするので
「難」があった場合に「難」の部分を避けて裁ったり
左右を入れ替えて縫い込み部分に
「難」を隠すという事が出来ません。
(柄を合わせないと、かなり歌舞いた出で立ちになります)

「難」の部分を直してお仕立てするにも、
もう1枚着物が買えるくらいの
金額が掛かってしまうとなると
なかなか売れ残ってしまう事が多いようで、
そんなお話を呉服屋さんで伺ったので

素敵なのに、着物として着られる事がない反物を
日常生活でもっと使えへんかなー?と
和裁のお稽古に通っていた頃から
「難」のある反物を買って
お洋服や小物やインテリアとして
お仕立てするようになっていました。

もちろん、おうちで眠っている着物を解いて
金平糖袋を作ることも出来ますので、
皆さんそれぞれの、色や柄の組み合わせを
楽しんでいただけたら良いなーと思います。(*´▽`*)

今日はお昼に寝落ちして、
気付いたら5時間も眠っていたのですが(≧▽≦)
夜10時ごろにはもう既に
また眠くなっているという
ねむねむモードな日です。

朝晩が少し涼しくなったので
身体がホッとしてるのかもですね。( *´艸`)



金平糖袋の作り方(準備編)4接着芯の裁断と用量の計算の仕方(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)5接着芯の裁断と用量の計算の仕方(後編)

金平糖袋の作り方(準備編)6印付けと裁断(前編)

金平糖袋の作り方(準備編)7印付けと裁断(後編)







∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


じゅごんろ~どネットショップ

じゅごんろ~どホームページ

じゅごんろ~ど作品紹介(オーダー見本)