2017年10月30日月曜日

知らずに食べた初めての納豆




先日、野暮用でホテルオークラに行ってきたのですが


お腹が空いてフラフラになってしまったので(笑)ホテルの地下にあって、いつも行くお蕎麦屋さんの有喜屋さんに入って、冷たいお蕎麦のセットを注文しました。



(@ ̄□ ̄@;)!!

お蕎麦が泡立っている!!
おおおお蕎麦が泡立っているではないか!!

流行りのインスタ映えであろうか?
それにしては地味ではないか?
いやよくわからないがとにかくお腹が空いたから食べてみようって事でいただきますと、クリーミーな食感のお出汁がお蕎麦に絡まって美味しい~~~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:ちょっと濃い目の味付けではありましたが、暑かったので丁度いい塩梅でした♪

美味しいねーって食べていると、後から来られて隣のテーブルに座られたおばさまが店員さんに「お隣の召し上がっているお蕎麦には何が入ってるの?」と訊ねはりました。

「納豆と卵が入ってます」

(@ ̄□ ̄@;)!!

なっとー?なっとー?なっとおおおおお!!と心の中で叫び声をあげてしまいました。

ブログタイトルにある通り京都に住んでいますので「納豆」を食べる習慣がなく、一時期ファミリーが「体に良いらしい」ということで食していましたが私はどうしても食べられませんでした。ヽ((◎д◎ ))ゝ
いわゆる食わず嫌いです。

たぶん一生、納豆を食べることはないだろうと漠然と思っていました。思っていました。思っていました。(エコー)

店員さんの説明を聞いた後、器の下の方に入っている沢山のお豆さんに気付きました。「こ。。。これが納豆。。。」(@ ̄Д ̄@;)と思いながらひと粒を口に入れてみると、あら不思議。私が食べられなかった納豆じゃない!ぜんぜん違う!(たぶん同じ)

まさか知らずに納豆を食す日が来るとは夢にも思ったことがございませんでした。クリーミーなお出汁やセットのご飯や天ぷらでお腹が膨れてしまったので全部の納豆を食べることは出来なかったのですが、10粒くらいは食べたように思います。

初めての納豆。。。(///∇//)

「食わず嫌いを克服する」というと、「食べる覚悟」とか「躊躇(ちゅうちょ)」とか、それを食べる前と食べた後の食べ物に対する感情の変化とか色々な感覚を経験すると思うのですが

知らずに食べてしまったので、驚きしかなかったとゆー。。。(///∇//)なんだか損したような得したような複雑な気持ちでもありました(笑)

アスパラさんの新芽と作ってみたい松葉のサイダー」という記事にも書かせていただきましたが藁に炊きたての白ご飯を入れて、「なんとなく納豆の味がするご飯」を作った人がいたはるくらいに納豆菌って強くて、日本固有の菌なんですよね。ということは知らずに納豆菌を体内に取り込んでいる可能性は無いものか?と思い検索してみますと、納豆菌は稲藁にいるので空中にも浮遊しているそうです。田んぼの無い都会や強い農薬が使われている場合には難しいかも知れませんが、ちょっと郊外に行けば稲藁が積まれていたりするので呼吸と共に体内に取り込んでいるかもしれませんね。(*´▽`*)



金平糖袋はちみつ



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2017年10月27日金曜日

閲覧注意 トキワシノブ2017


昨年も親バカっぷりを炸裂させたトキワシノブちゃんの記事 ↓
閲覧注意。王蟲のような。巨人兵のような。我がネコ足トキワシノブ(親バカ)

今年も可愛い可愛いシノブちゃんです。(///∇//)


昨年よりもちょっと大きい葉っぱが増えてモリモリと今年も元気です♪


ブイブイ新芽も出て来てます❤

タランチュラの脚のようなトキワシノブのモフモフの茎が苦手だと仰る方もいるので、
一応「閲覧注意」にしています。(*´▽`*)
私としては萌えポイントなんですけど。(笑)
いい具合に苔も生えてきてますます萌えています。(≧▽≦)

昨年は株分けしたのですが、いまいち株分けした小さなシノブちゃんに葉っぱの付きが良くないので、元のように合体させようかな?と思っています。( *´艸`)



盆栽だったハクチョウゲもあまりの葉っぱの美しさに思わず大きく育ててしまったので(笑)



剪定して挿し木の準備中です♪

暑かったけど気付けば11月も間近なんですよね。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
そろそろ植物たちの植え替えや剪定も済まさねばですね。

お花のコサージュ・ブローチ(チョコレートパール)




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閲覧注意 読書「ローラ叫んでごらん」


お薦め本というか強烈に印象に残っている本の一冊で
これも10代の頃から何人かの方に差し上げた本です。
手元には今は残っていないので記憶を頼りにしたレビューです。

内容がショッキングでもあるので閲覧注意としました。
虐待に関する内容が含まれています。

出版情報を調べてみますと1973年サイマル出版会発行ですね。
Wikipediaさんによりますとサイマル出版会さんは
1967年に創業されて異文化、言語、文化史、国際理解、
人間などをテーマに、質の高い出版活動をされてきたのですが
1998年に廃業されているそうです。
主要なロングセラーの多くは他の出版社さんから
その後、刊行されているということで
そこからも良い本を作られてきたのだなーと思います。

んー。良い本を作っても「出版界の景気低迷」の波に
飲まれてしまったと書かれているという事は、
やはり「売り方」なんでしょうか。この話はまた別の機会に。

「ローラ叫んでごらん」の副題は
「フライパンで焼かれた少女の物語」です。
アメリカで実際に起きた話で、
文字通り、赤ちゃんだったローラはフライパンで焼かれたのです。
悪魔崇拝者だった両親に。
近年でも悪魔崇拝者の親に
電子レンジで赤ちゃんが焼かれたニュースを見ましたが
その両親自体も虐待されて育っている、
虐待の連鎖の中にいる人達なんですよね。(´・ω・`)

赤ちゃんの異常な泣き声に反応したご近所の方の通報で
奇跡的に助かったローラですが
全身に火傷を負い、火ぶくれで、
確か「葡萄のような状態だった」と表現されていたと思います。

修道女たちが働く施設に保護されたローラは、
そこで忍耐強く愛情深い修道女たちに献身的にお世話をされますが
言葉を発する事はなく、目は斜視で背骨は曲がり
歩く姿にも全く子供らしさはないままに育ちます。

著者であるリチャード・ダンブロジオは
スラムで育った移民の子で、苦学を経た臨床精神医ですが
コーヒーと煙草を手放さない精力的な女性ソーシャルワーカーと出会い
ローラの治療を依頼されます。

最初は渋々と施設を訪ねたリチャードでしたが
修道女たちの子供たちに対する、何の見返りも求めない
献身的な神のような働きぶりに胸を打たれ
ローラの治療を手探りで始めます。

数年後、徐々に言葉を発したり、感情を表し始めるローラ。
両親との再会と決別、自分が経験した事への大きな怒り。

ローラの肉体が精神に与えているダメージの大きさと
施設に居られるのは成人するまでだということを考慮して、
自立することができるようになるには手術が必要だと考えたリチャードが修道女の方々にそのことを伝えると、
修道女の皆さんの奮闘ぶりが、とても印象的でした。
たくさんのお金が必要な手術なのに
すべて無料にしてしまうスゴ技。(≧▽≦)
それも、ものすごく静かに淡々と決意を固めて素早く行動する。
その原動力は何ものでもなく、ただただ神様の代わりに行動するのだという
彼女たちの生き方そのもののように思えました。
褒められる訳でも有名になる訳でもお金をもらう訳でもない。
それでも湧き上がってくる「ただそうしたいのだ絶対に」という強い心を感じました。

そしてひっきりなしに煙草をふかしコーヒーを手離さない闘うソーシャルワーカー。
「悪癖は必要です」と言い切る彼女の働きを誰が真似をできるでしょうか?
彼女もまた、ただただ子供たちを助けるのだという固い決意で
アンテナを張り巡らし一筋の光を見落とすことなく、その光に食らいつき、怯むことなく挑み続ける。
悪癖の向こう側には、人を救わずにはいられない美しい心の女性がいました。

著者でもありローラの治療に挑んだリチャード・ダンブロジオは
その後も子供たちの治療に尽くされているそうです。

本の中で最後にローラがどうなったのか?の記憶もあるのですが
できれば、本を読んで確かめていただければと思います。(*´▽`*)

肉体的にも精神的にも、これほどまでに?と思うほど傷ついた人間も
再生する事が出来るのだという強い確信と、他者の為にただただ自分の人生を全て懸けて
それでも淡々と生きている人々の凄さにとても胸を打たれた本です。


私の記憶レビューなので、本の内容と相違もあるかもしれませんが
ご容赦くださいませ。

マリアビートルの巾着(赤)大




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2017年10月23日月曜日

着物生地でシルクのシュシュを作る理由


SOLD OUTになっていたシルクのシュシュ(ブラック)大を
再販UPしました♪(∩´∀`)∩


もう何度目か記憶にないくらい再販させていただけて
本当にありがとうございます。(´;ω;`)

ハンドメイドの着物生地のシュシュなんて
ネット上には星の数ほどあって、
もっとお安く販売されているにも関わらず、
じゅごんろ~どのシュシュを選んでくださるお客様には
本当に感謝しかないです。
ありがとうございます。(´;ω;`)

作らせていただくシュシュは長持ちするように
新古品の着物生地から作らせていただいていますので
厚みがあってしっかりしています。

丹後ちりめんや八千代ちりめんなどの反物を使っていますので
洋服地のシルクのようにツルツルスベスベではありませんが
そのぶん、ちりめん特有のシボが髪にしっかり掴まって
落ちにくいです。

正絹(シルク100%)ですので静電気が起きにくく
ホコリも付きにくいです。(*´▽`*)

シュシュを髪に纏ってくださったご感想は
「背筋が伸びて凛とした気持ちになる」とか
「日本人に生まれてよかった」とか
「(大サイズは)大きいのに軽くて髪止まりが良い」
と仰る方が多いです♪

着物生地特有の品の良さで
大きいサイズのシュシュでも華やかですが
派手にはならないんですよね。(∩´∀`)∩


上も下も黒留袖の反物ですが、
染めが浅いとグレーっぽかったり茶色っぽいので
じゅごんろ~どでは上の方の黒い反物しか
出品用には使っていません。
黒が深い方が、やっぱり美しいなと思うからです。

下の黒が浅い方は自宅用とか
お客様がご希望された場合に使います。(*´▽`*)

じゅごんろ~どでは着物生地や布もの、ニット作品などの保管には
防虫効果も兼ねて京都松栄堂さんの匂い袋を使用しています。
化学薬品等は一切使われておりませんので香りは自然に消えますが
「香りが消えるのがもったいない」と仰ってくださる
素敵なお客様もいてくださいます。(///∇//)



香川県の大学だったかで実験されたことが新聞に載っていたのですが
お香の香りって記憶力や集中力を高める効果があるとか。
子供の頃に茶道の先生には
「邪気を払う為やお客様の気持ちを静める為にお香を焚く」と
教わったので、なんとなく解る気がします♪

着物としてお仕立てするのは難しい難有りの新古品でも
シュシュとして使いますと優秀だと思うので(自画自賛)
また沢山の方に使っていただけるように
ドシドシ作りたいと思います。(*´▽`*)

いつも見つけて下さるお客様に
心から感謝いたします。

シルクのシュシュ(ブラック)大



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2017年10月22日日曜日

コンシールファスナー付けが好きだ


選挙はずいぶん前に不在者投票をしていたので
今日はボクシングの村田諒太選手や拳四朗選手、
比嘉大吾選手の試合を手に汗握りながら観戦していました。(∩´∀`)∩
いつもの事ながら入り込み過ぎて
殴られてもいないのに殴られたみたいにフラフラです。(笑)

村田選手の涙に、辛かったであろう練習や減量や
前回の試合からの複雑な思いを見るような気がして
胸がいっぱいになりました。(´;ω;`)
本当に良かったです。

試合後のインタビューで恩師の言葉として
「ボクシングで勝つということは
相手を踏み躙って勝つのだから
相手の分も責任を背負っていかなければならない」
って感じの事を仰ってて
さすが哲学するボクサーさんやなぁとまた感動。(´;ω;`)

比嘉大吾選手も拳四朗選手も勝たはって、
良い試合を見せていただいて
本当にありがとうございました!(≧▽≦)

さて。
相変わらずいろいろと並行して進めているので
部屋の中もカオスです。(≧▽≦)



オーダー品なので特定されないように写真を加工していますが
コンシールファスナーを付けたところです。


普通のファスナーですと縫い目が表に出るのですが
コンシールファスナーは表に縫い目が出ないファスナーです♪

「ファスナーといえばYKKさんでしょ!」の
YKKさんのサイトに詳しい付け方が載っています。
     ↓
http://www.ykkfastening.com/japan/support/tips/010.html

普通のファスナー付けよりも、ひと手間ふた手間余分に掛かるのですが
じゅごんろ~どでは
エレガントな服にはコンシールファスナーを使う事が多いです。
表にステッチが出ると、
どうしてもカジュアルに見えやすいかなーと思うので。
専用の押さえ金を使って付けています。

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メーカー純正っていうのもありますね。ヽ(*'0'*)ツ



ファスナーを付けた画像の白いのは、
相変わらず切りじつけをしているからです。(笑)
型紙に沿って糸で縫ってから、生地を切らないように
糸だけを切る印付けの方法です。
今でも老舗のテーラーさんなどでは
この印付けをされていますが
最近ではチャコやチャコペンシルでの印付けが一般的ですね。



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切りじつけは手間が掛かりますが布を傷めないことと
時間が経っても消えない事
(チャコは布が擦れると薄くなったり消えたりします)
チャコペンは後で印を消さないといけないので
完成品を水通しできなかったり布を傷めたくない場合は
やっぱり切りじつけが、結局は一番効率も性能?も
良いのかなーと思います。
そういう良さがなければ、老舗テーラーさんも切りじつけを
採用され続けないですよね。(*´▽`*)

コンシールファスナー付けも普通のファスナーより手間が掛かるので
付けるのが苦手だいう方も多いのですが
ひとつひとつ工程を踏んでいけば難しくはないです♪
私はむしろ好きです。(≧▽≦)

切りじつけといい、コンシールファスナー付けといい
人様の嫌がる仕事をするのが嫌じゃない
という記事にも書かせていただきましたが
皆さんが嫌がる仕事が好きって、
やっぱり変人だからでしょうか?(///∇//)

台風が近づいてきているようで
京都も風が強いです。
皆さまもどうぞお気を付けくださいませ。

レトロなミモザのコサージュ・ブローチ



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2017年10月20日金曜日

図書館の本を読んでチャンピオンになった男


昨日の「紙の本が大好きだ」に書かせていただいたようなことが
今日の紙の方の京都新聞・夕刊に載っていたので
shareしたいと思います。(*´▽`*)

10月12日に世界ボクシング機構(WBO)
アジア・パシフィック・バンタム級王者になった
勅使河原弘晶選手は複雑な家庭環境から逃げるように
中学2年から非行に走り、少年院に2度入った。
退院直前の19歳の時、図書館で輪島功一さんの自伝
炎の世界チャンピオン」に出会い、
貧困の中、25歳のプロデビューから世界チャンピオンになる物語に
「過去を変えることはできない。
ただ不器用でも努力はできる」と勇気が湧いたと。

輪島功一さんが1988年にジムを創設されてから
30年目で初めての王者だそうです。

たった1冊の本で、人生が変わる。
一人の人間の人生が変わることで
周りで関わる人の人生も変わる。
本には、そんな大きな力が宿っています。

「本が売れなくなるから」という理由で
図書館で文庫本を貸し出ししないようにという
訴えがあるそうですが

少年院の図書館でしか本を読めなかった男の子が
ボクシングの王者になりました。

この新聞記事を読んで、
輪島功一さんの自伝を読みたいと思う人が
いるかもしれません。

「本が売れない理由」が、やっぱりなんか
ズレているように思うんですよね。(´・ω・`)

良い本・面白い本を熱意をもって宣伝すれば
ちゃんと売れるのではないかなー?と。
図書館のせいとか出版不況?のせいとかじゃなくて。

図書館でしか本を読めない人たちも
沢山いたはると思います。
そして、そんな方々にこそ、「本」が必要だと思うのです。

阪神淡路大震災の時
アートや音楽が、たくさんの人を励ましたように。

古代柄のシュシュC



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2017年10月19日木曜日

紙の本が大好きだ


紙の本が大好きです。
本屋さんが大好きです。
「文字」というものが読めるようになって以来、
子供の頃や若い頃は特に、
どれほど「本」というものに救われてきたことでしょう。

紙とインクで作られた、お金と同じような匂いがする
ただの読み物なのに。

たった1冊の本にも、一瞬で世界を広げる力や
人を救う力が宿っているって
すごいことだと思うのです。

出版不況と言われて久しいということを見聞きしますが、
私も昔に比べて本を買う量が減りました。
読む本が無くなれば、百科事典や辞書まで読み耽っていたのに。

お店を始めてしまったので
作業に時間を充てるようになったことも大きいと思いますが
本屋さんへ行ってパラパラと本を捲ってから買うタイプなのに
「読みたい!」と思う本が減ってしまったのです。

ピース又吉さんが「火花」を読んだ読者さんから、
「難しい」という感想を寄せられたと仰っていました。
難しい本を辞書を引きながら、ルビを振ったり書き込みしたり
気に入ったフレーズには線を引いたりという読み方は
もう今はあまりされないのでしょうか?
そういうことをしてしまうと
古本としても売れないからでしょうか?

この漢字はこう書くのかーとか
この言葉にはそういう意味があったのかーとか
今ならスマホひとつで本も読めて辞書も引けるのに?(´・ω・`)

キングコング西野さんが「紙の本の希望」というブログで
「本の価値が移動し(『読み物』と『コミュニケーションツール』
という2つの価値の"比率"が変動し)売り方や売り場が変わっただけで、
これは出版不況でも何でもない」と書かれていました。

「売り方」も確かにそうだと思うのですが
「本の作り方」も変わったように思うのです。
(売り方の範疇に入るのかもしれませんが)

一介の昆虫の赤ちゃんに過ぎない私にまで
詐欺じゃない方の出版のお話が来たので不思議に思い、
リアルでいろいろと聞いてみますと「出版セミナー」なるものがあり
それを受講して企画書を書くと、
出版コンサルさんが出版社へ営業に行くというシステムまであって、
ある程度ブログやSNSで発信している実績があれば
「著者本人が宣伝して売ってくれる」
「返本は著者が引き取ってくれる」ということで
割と簡単に出版できる時代なのだと説明されました。(´・ω・`)

出版社さんの企業体力が無いのか
楽しようとされているのかは分かりませんが

「良い本・面白い本を作って読んでもらおう」
では無いんですよね。(´・ω・`)

なんか売れること・売ることを優先したが為に
売れなくなってるような?(´・ω・`)
それを「本末転倒」と呼ぶのではなかったかな?

「誰でも」「簡単に」「時短で」が流行りの時代なので
そういった内容の本が増えることは理解できるのですが
そういうのばっかりになってしまって
本が好きな人達まで本から離れてしまっているのではないかなー?
と思ってしまったのです。(´・ω・`)

それでもやっぱり紙の本が大好きで
本屋さんも大好きで。
それならば昔の本でも絶版本でも好きだった本を紹介することで
古本屋さんでの出逢いを増やせないかなー?と思いました。

大好きな本は、この方に読んでもらったら良いのではないかなー?
と思うと差し上げて、
また自分は新たに買うということを繰り返しているうちに絶版になり
手元に残っていないという本も多いですが
記憶を頼りに、必要な人に届けば良いなと思います。(*´▽`*)

りぼんコサージュ・ブローチ(オーロラクリアA
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2017年10月17日火曜日

野イチゴの刺繍


急に寒くなってきたので体調を崩されている方も多いようですが
皆さまは大丈夫でしょうか?
暖かくしてお過ごしくださいませ。(*´▽`*)

さて。
まだクッション・カバーが春夏物のままだったので
アイロンがけする為に、まずは1枚出してきました。


4~5年くらい前に作ったクッション・カバーが
まだまだ健在です♪
ワンピースを作ったグレーのコットン・ニット。
その残りのハギレで作りました。
元はグレー1色なのでとても地味。
このままで置いておいたら大きくて柔らかい瓦のようである。
瓦は大好きなんですけど(特に鬼瓦
本物の瓦のような重厚感や光沢も無い。
耐えられへん。

ってことでモコモコとした刺繍を散りばめました。(∩´∀`)∩


山登りに連れて行ってもらった時に
実が生っていた野イチゴを採ってくれはったのですが、
その形状の可愛さと、食べた時の食感や
濃い甘酸っぱさが今も記憶に在るので、
その野イチゴをイメージした刺繍です。(*´▽`*)

じゅごんろ~どですので(笑)
現実には無い色の野イチゴですが


地色が地味な分、カラフルな野イチゴが際立って
可愛いです♪(自画自賛)

何度もお洗濯していますが、
ネットに入れて洗えば刺しゅうの傷みもなく、綺麗に洗えますね。

刺しゅう熱が高まってしまっているので
今取り掛かっている出品作品も
早く刺繍がしたくてしたくて。(≧▽≦)
フェルト化作業の続きを頑張りまーす♪

マリアビートルの巾着(赤・大)



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2017年10月16日月曜日

京都・神崎屋さんの松茸弁当2017年



今年もいただけました♪
毎年10月のじゅごん家恒例
神崎屋さんの松茸弁当です。(≧▽≦)

昨日はファミリーが夕方に買いに行ってくれはったのですが
お弁当は売り切れだったので、
神崎屋さんの松茸ごはんをいただきました♪
リベンジとばかりに、
今日は朝から買いに行ってくれはったので
松茸弁当をいただくことができましたーヾ(@^(∞)^@)ノ


おあげさん(油揚げ)の入った炊き込みご飯に
大きな松茸と松茸の佃煮。


焼き鱧、かしわ(鶏肉)の八幡巻き、かまぼこ、
お芋さん、玉子焼き、いんげんの胡麻和え、
里芋ともみじ麩の炊いたん、春雨サラダ、
デザートの葡萄が入っています。(*´▽`*)

私は遅い時間にいただいたので、
春雨サラダ以外のおかずは少しチンして温めました。

今年も美味しかったです~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
大丸京都店さんで販売されています。
催しカレンダーによりますと明日17日までですね。


いつもはお出汁のストックが冷凍されてるのですが
ストック切れということで
そんな時の強い味方、金沢・加賀麩不室屋さんの「宝の麩」。
今日は「田舎みそ」という種類をチョイスしました♪
お味噌とお麩を入れてお湯を注ぎますと~


ふうさんの中から更にふうさんとかが出てきます。(∩´∀`)∩
お湯の量で味の濃さも調節できて良いですね♪
こちらも美味しくいただきました。(*´▽`*)


ケーキも買って来てくれはりました♪

ミルクレープみたいに何層にもなっているケーキで
すごく大きかったです。(笑)
大好きなピスタチオとイチゴが載ってて


メロンなどの果物もいっぱい入ってて
甘すぎなくて
めちゃめちゃ美味しかったです。(≧▽≦)


同じお皿にお替わりでモンブランを載せたので
さっきのケーキの大きさが解るかと思います。(笑)
モンブランもいただきました♪食べ過ぎ?(笑)
今まで食べたモンブランの中で
最高に栗が濃厚で美味しかったです♪
今日は多めに筋トレして寝ます。(≧▽≦)

シルク真綿の背負いネコ




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2017年10月14日土曜日

キンモクセイの頃に生まれた

金木犀(キンモクセイ)の香りで
目覚める季節になりましたね。(*´▽`*)

この時期は毎朝、香りで鼻から目覚める感覚なので
「あれ?天国?もう来てしもたん?」って
目を閉じたまま思いながら横たわっていて、
段々と頭が目覚めて来ると、
「そやそや。金木犀の香りや~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」
って思い出します。(笑)

誕生日は数日後ですが、
こんないい香りがする時期に生まれて来れたんやなーと思うと
なんかすごく嬉しいですね♪(≧▽≦)


試作が良い感じになったので
本番のモチーフを作り始めました♪(∩´∀`)∩

ウールモヘアの毛糸を編んでから
熱いお湯をかけて手袋をしてゴシゴシすると
あら不思議!フェルトになっていく~(ノ´▽`)ノ

子供の頃、ウールのセーターをお湯で洗濯してくれはって
よくフェルト状になっていました。(///∇//)
あの原理ですね。(笑)

模様編みを入れてあるので、
半フェルト状って言った方が正確なのかも?
ゴリゴリにフェルト状にはしないで、
途中で止めてある感じでしょうか。

芸術の秋、イベントの秋ということで
京都のあちらこちらで映画祭りやアート・イベントが
開催されています♪
もももものすごい人出でした。(笑)
街はハロウィンの飾りが溢れていますが
それぞれのイベント会場は全くの別世界。
少しの時間でしたが異次元を移動するみたいで
楽しかったです♪(≧▽≦)

うちでは一昨日まで朝顔が咲いていましたが、
やっと京都も涼しくなってきました。
風邪をひかれている方も多いようですので
皆さまもどうぞご自愛くださいませ。(*´▽`*)

シルク真綿の背負いネコ




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2017年10月13日金曜日

ハンドメイドのオーダー作品を公開するかしないか?


ちょっと考えてみました。

ハンドメイドのオーダー作品を
ネット上で公開するかしないか?

作り手さんによって考え方は様々だと思うのですが、
じゅごんろ~どのお客様は
あまり頻繁にネットをされていなかったり、
SNSもご利用でない方が多いです。
私自身もTwitterは昨年から始めたばかりで
Facebookも最近になって復活したとこなので
当然と言えば当然なんですよね。

作品のご感想などもお手紙で下さる事もあるくらいで、
ネットでカードを使いたくないと仰るお客様もいらっしゃるので
直接ご入金くださる方も多いです。

そんな感じなのでオーダー作品の公開も
あまり好まれない事が多かったので、
ペチコートみたいに服の下に着けるものは
公開させていただいていましたが
他のオーダー作品は殆ど公開していません。

作品到着後の着用画像なども
私一人でニマニマしながら見せていただくという感じです。(///∇//)
まぁ変人の私らしいと言えば私らしいのですが。(笑)

有難いことに続けてオーダーのご注文をいただいたので
今後はどうしようかなー?と考えてみたのですが、
「宣伝」として考えれば公開させていただいた方が
宣伝になるのかもしれませんが、
このご時世ですので、どんな方にロックオンされないとも限らない。

私一人のことで済むのであれば
なんぼでも受けて立ちますが、
お客様を巻き込むことは絶対に避けたいと思っています。
ちょっと作品画像を載せる回数は減ってしまうかもしれませんので
楽しみにして下さっている方には申し訳ないのですが、
今後もオーダー作品は私のブログでの公開は控える方向で
続けていきたいと思いますので
よろしくお願い致します。(*´▽`*)


こちらのの着物生地も「古代柄」なのですが
逆に今風な「ボタニカル柄」っぽくて
私としたことが、流行に乗り遅れてない感じがしてしまって
ちょっとこっぱずかしいのですが(///∇//)
シュシュとしてお仕立て出来そうなので
水通しをしてアイロンがけまで済んでいます。

お花のコサージュ・ブローチ(パールD)



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